トリニダード・トバゴでよく見かけるダシーンという芋を食べてみました。
Dasheen(ダシーン)とは
カリブの国々では日常的に食べられている大きな里芋です。Taro(タロイモ)と呼ばれることもあります。
写真中央の大きな芋がダシーン。その左にある芋が里芋です。奥のバナナと比べても、ダシーンの大きさが伝わると思います。
皮を剥いた姿
皮を剥いてぶつ切りにしたものです。断面は大根のようにややゴツゴツとしていて、里芋より少し黄色がかった色味です。すこしヌメりがあります。
茹でて潰す
ダシーンを茹でて潰してみました。
茹でる前に軽く塩揉みをして茹でました。やや透明感が出て黄色味が増しました。
熱いうちにマッシャーで潰します。
もう少し滑らかになる予定だったのですが、想定より粒が残ってしまいました。マッシャーではなく裏漉ししたほうがよかったかもしれません。
潰すと里芋にそっくりになりました。
蒸し饅頭を作る
今回はこの潰したダシーンを使って蒸し饅頭を作ってみました。
材料
流し缶約18cm×18cm 量
材料 | 分量 |
茹でたダシーン | 350g |
グラニュー糖 | 300g |
水 | 50g |
米粉(うるち米) | 300g |
卵白(約3個分) | 100g |
今回はダシーンを使用していますが、里芋に置き換えてもよいと思います。
作り方
- ボウルに卵白とグラニュー糖を100g程度入れ、ハンドミキサーでしっかりとツノが立つまで泡立てる。
- 卵白以外の材料を別のボウルで混ぜ、泡立てた卵白を混ぜる。
- 流し缶にクッキングシートを2枚重ねて敷き、合わせた生地を流し込む。流し缶にラップをしてラップに串で穴を数箇所空ける。
- 蒸し器でお湯を沸かし、蒸し器に3.を入れ、弱火で45分間蒸す。
- 蒸し器から取り出し粗熱が取れたら包丁で食べやすいサイズに切り分ける。
蒸す前は写真のようになります。
完成
美味しそうな蒸し饅頭が完成しました。味もしっかり和菓子になっています。
まとめ
今回はダシーンを茹でて潰したものを使ってかるかん風蒸し饅頭を作ってみました。
蒸して火を入れるので、茹でて潰すのが面倒な方は生の芋と少し多めの水をまとめてミキサーにかけ、生地を作ってしまっても良いと思います。
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