損しないために!海外に長期滞在する前に日本でやっておくべきこと

留学やワーキングホリデー等、海外に滞在する前にやっておかないと、日本で損をすることになるかも…

私がワーキングホリデー前にしたことや、もっとこうすればよかった!ということをまとめたいと思います。これから海外に滞在予定の方の参考になればと思います。

外貨両替は渡航直前ではなく、日々為替をチェックし、円高のときにするべし

海外に行く際は現地通貨もいくらか持っていけると安心ですよね。私は渡航直前に両替すればよいと思っていて、軽い気持ちで外貨両替を行ってしまい、今考えるとかなり損をしてしまったなと思っています。

私が外貨両替をしたとき、おおよそ1外貨約85円で、円高になりつつあるタイミングでした。10万円分を両替しましたが、もし84円のときに両替していれば、1000円分も両替後の金額が変わることになります。たかが1円の差、と思うかもしれませんが、両替額が大きくなるほど、その差は大きなものとなります。

海外に行くことが決まり次第、日ごろから為替の値動きを確認しておいて、円高になってきたタイミングで外貨両替をするのがおすすめです。

携帯電話の電話番号をキープしておくためにプランを変更する

海外にいくと日本で使っていた電話番号は基本的には海外では使えません。海外では海外で使える電話番号(SIMカード)を別途契約することになります。

ですが、日本で契約していた携帯電話を解約すると、使っていた電話番号は使えなくなってしまいます。それを防止するために、電話番号をキープしてくれるサービスがあります。

Softbank – 電話番号・メールアドレスお預かりサービス

docomo – 長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除

au – 一時休止・再利用

月々372円~400円程度で日本の携帯電話番号をキープしておくことができます。事務手数料が異なりますので、滞在期間を考えて一番お得な会社とプランを検討していただくのが良いと思います。

ちなみに格安SIMを利用している場合はこの電話番号をキープしておくサービスが提供されていない場合がほとんどです。滞在期間が長期の場合は電話番号保管のために契約会社の変更も検討しても良いと思いますが、契約変更による費用や解約時の違約金などを加味して、一番損しない方法を検討すべきだと思います。

確定申告のための代理人を立てておく

※学生さんなど、扶養に入っている方は任意です(収入による)。

※次の4月までに帰国予定の方は自分で確定申告ができるので代理人を届ける必要はありません。

収入があり、税金等を支払っている方は、税務署に行って納税管理人を届けましょう。納税管理人を届けておくと自分が海外に居住し、日本に不在の間の確定申告を代わりにおこなってもらうことができます。

税務署に行けば案内をしてくださるので指示された書類について提出してください。

私はこの1枚で届け出は完了しました。

最終的に、私はその年100万円~150万円程度の収入があり、ワーキングホリデーのための海外保険料の支払いをしていました。父親に代理人として確定申告を行ってもらったところ、2万円の返納がありました。収入があった方はしておいて損はないと思います。

役所に転出届を出す

※20歳未満の方は任意です。

役所に海外への転出届を出しておくと、国民年金など、日本で義務となっている支払いを免除することができます。年金については帰国後追納も可能です。

海外滞在で損しないためのご参考に

以上、1年間のワーキングホリデーの実体験を通じて感じた、損しないためにしてくべきことでした。ほかの準備に追われて、意外と頭から抜けていたりするところなので、この記事が思い出すきっかけになり、今後海外に滞在予定のある方の助けになれば幸いです。

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