クリスマス料理といえば何を思い浮かべますか?
トリニダード・トバゴでは、クリスマスに『パステル(Pastelles)』という料理を食べます。
味付けした鶏肉や牛肉の具をとうもろこしの生地で包み、さらにバナナの葉で包んで蒸しあげた料理です。
トリニダード・トバゴではクリスマスにこれを食べるのが定番なのだそう。お隣様からお裾分けでいただきました。
大型スーパーでもこのように箱売りされていました。
お店の目立つ場所に大量のとうもろこし粉もありました。
いざ実食。
紐を解くと、バナナの葉がとてもきれいに織り込まれていました。
とうもろこしの生地がお目見え。バナナの葉の良い香りがします。
蒸し料理なのでしっとりもちもちとしています。
半分に割ってみました。これは鶏肉ですがポロポロになっているので言われなければ何肉なのか判断がつかないかもしれません。レーズンも入っています。
その他何のスパイスかわかりませんが、香辛料を感じます。レシピを調べたところ、Chadon beniというパクチーのような香りのする葉野菜とPimento pepperという辛くない唐辛子を入れるとのこと。トリニダード・トバゴでは何かとよく使われている食材です。(日本食レストランのラーメンにも入っていました!)
こちらは牛肉のパステル。鶏肉との違いはほぼなく、言われてみれば牛肉のコクや脂分を感じる程度の差。
とうもろこしの生地にバナナの葉の香りがついて美味しいです。
見た目に反して意外とお腹に溜まるので、一個でもうお腹いっぱいです。
トリニダード・トバゴでクリスマスを過ごす機会があれば、食べてみてはいかがでしょうか。
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