先日コリアンの友達と飲みに行った時のお話。
韓国流の飲み方で「苦盡甘来」というものがあり、それが衝撃的だったので記事にしてみました。
苦盡甘来(くじんかんらい)
- 苦しいときが過ぎ楽になること。
引用元:https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%8B%A6%E5%B0%BD%E7%94%98%E6%9D%A5
韓国語では「コッチンジャンカンメン」みたいに発音していました。
たぶんこれは日本語だよ?とコリアンの子たちが言うのですが、コリアンの子たちから教えてもらうまで、こんな四字熟語知りませんでした(笑)
なぜ「苦尽甘来」というのか、それはお酒の作り方に秘密があります。
- ショットグラス2つとビールグラス1つを用意します。(友達曰く、コリアン系の飲み屋さんには大抵置いてあるらしいので、お店の人にお願いしたら借りれるみたいです。)
- ショットグラスの1つにコーラを注ぎ、ビールグラスの底に置きます。
- 上にもう一つのショットグラスを重ね、重ねた上のショットグラスに焼酎(ソジュ)を注ぎます。
- 最後に上からビールを注ぎます。
このまま口に運んでビールグラス伝いに中のものをすべて飲みます。面白いことにグラスを傾けると、まずビールと焼酎が口の中に入って、その後コーラが流れるような仕組みになっています。
つまり、 苦 盡 甘 来 な状態!!!
ビール、焼酎の苦しい時が過ぎると、コーラという甘い飲み物がやってくると…
※ビールと焼酎の組み合わせもおいしいです(笑)
グラスをかなり傾けないと、コーラが出てこないので中のショットグラスが鼻先につきます。ちょっと飲みにくいです。(笑)
コリアンの20代の子たち曰く、みんなで順番に回して飲んだり、罰ゲームで飲んだりするみたいです。そんなに苦しいものでもなかったけどな。
面白い文化です。
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